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よくある加工の悩み

金型のかじり・焼付き防止策

よくある加工の悩み

【解決方法】金型のかじり・焼付き防止策~原因とパンチ寿命を延ばすコツ~

テクニカルガイド
考えられる原因と対策

加工中に金型がかじって傷がつくトラブルは、

摩擦・熱・材料特性・摩耗の影響が複合的に作用して発生します。

下記のような原因ごとに対策を考えることで、傷付きの発生を抑えることができます。

テクニカルガイド
原因1:金型と材料の摩擦が大きい
<考えられる対策>
  • 金型表面の摩擦係数を下げるために、表面処理やコーティングを検討する
  • 摩擦の大きい条件(高速加工・連続加工)では加工条件を見直す
  • 使用する材料によっては、摩擦が発生しにくい金型材質を選定する

摩擦が大きいと、材料の一部が金型表面に癒着し、やすりのように擦れて傷がつく原因になります。

原因2:刃先・摺動部の摩耗・表面荒れ
<考えられる対策>
  • 定期的に刃先や摺動面の摩耗状態をチェックする
  • 摩耗の進行が見られたら再研磨や交換を行う
  • 摩耗しにくい材質や熱処理を選んだ金型を採用する

摩耗した刃先は鋭さを失い、材料とこすれる時間が増えてかじりや傷の発生が起こりやすくなります。

原因3:材料特性・材質
<考えられる対策>
  • 加工する材料を確認し、特性に合わせた金型選定を行う
  • ステンレス・高張力鋼など加工が難しい材料は、摩擦やかじりを抑える条件に調整する
  • 材料変更時には試し加工で金型の状態を確認する

材料によっては、標準条件では摩擦やかじりが起きやすい場合があります。

原因4:潤滑不足・熱の蓄積
<考えられる対策>
  • 必要に応じて潤滑条件を適切に調整する
  • 熱がこもらないように加工条件や金型設計を見直す
  • 連続加工の途中で休止をはさむなどの運用策も検討する

熱がこもると材料表面がやわらかくなり、
金型と材料の摩擦が増えてかじりが発生しやすくなります。

コニックの提案

コニックでは、かじりや傷の発生を抑えるために、原因を根本から抑える金型設計と仕様提案を行っています。

具体的には、

  • 摩擦を抑える刃先形状・表面状態の最適化
  • 材料特性に応じた適切な材質・表面処理の選定
  • 耐摩耗性や耐焼付き性を備えた設計
  • 摩耗・かじりを抑えつつ長期使用に耐える金型構造

これらを総合的に検討し、 安定した加工状態の実現と金型寿命の向上をサポートします。

現場で傷が出始めた段階でも、 状況に応じた最適な対策をご提案します。

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