

ピタ型
スポット溶接やビス止め作業における仮止め工程を、誰でも簡単・確実に行える「ピタ型」。
ハーフパンチの凸部に微小な突起を成形し、勘合穴に喰いつく構造により、手や治工具を使わずに部品を仮止めできます。
これにより、従来必要だった押さえ作業や専用治具が不要となり、組み立て工程の省力化とスピードアップを実現します。
仮止め後はスポット溶接やビス止めで確実に固定可能。
繰り返し使用はできませんが、単純な仕組みで高い作業効率を生み出します。
工場の現場改善やコスト削減に貢献する金型です。
ワンタッチで仮止め完了!
溶接・ビス止めもスムーズに
POINT 1
微小突起が勘合穴に喰いつく構造で、仮止め時の押さえ作業が不要になります。
手や治具を使わずに作業が進められるため、省力化に大きく貢献します。
POINT 2
ピタ型の仮止めにより、部品のズレを防ぎながら迅速に位置決めが可能です。
そのままスポット溶接やビス止めに移行でき、作業時間を大幅に短縮します。
POINT 3
一度仮止めを行うと突起が変形し、再使用はできませんが、その分品質が安定します。
使い方も簡単で、導入後すぐに現場で活用できるシンプルな設計です。
寸法は変わらないので、今まで通りの図面と生産方法ですぐに切り替えが可能です。
ピタ型
勘合穴
ピタ型仕様 | |
金型サイズ (上向加工) |
NCロング・ショート 1/2(A)・1-1/4(B) UP 1-1/4 M 1-1/4 Sロング・ショート 1/2・1-1/4 CP B 114 B・C |
金型サイズ (下向加工) |
NCロング・ショート 1/2(A)・1-1/4(B) UP 1/2・1-1/4 M 1/2・1-1/4 Sロング・ショート 1/2・1-1/4 CP A・B 114 A・B・C |
加工材質・板厚 | SPC 1.0t~3.2t アルミ 1.2t~2.0t |
加工高さ(H) | 板厚の50~70% |
ピタ型は、一度仮止めを行うと突起が変形し、繰り返しの勘合はできません。
仮止め後はスポット溶接やビス止めで確実に固定してください。
さらに詳しい情報はPDFをご参照ください。