

細径パンチ
バーリングの下穴加工や、板厚より細い刃先が求められる加工に最適な、折れ対策仕様の細径パンチです。
ガイドクリアランスを極力狭く設計し、パンチ刃先をしっかり保持することで、パンチボディのブレを防止。
さらに、刃先の研磨しろをなくして刃長を可能な限り短くすることで、強度を向上させています。
細径加工は特に折損リスクが高いため、加工条件に応じた専用設計で対応いたします。
材質や板厚などの条件をご相談いただければ、最適な仕様をご提案いたしますので、お気軽にコニック金型センターまでお問い合わせください。
細いからこそ、
折れない工夫が詰まってます!
POINT 1
「細径パンチ」は、バーリング下穴や細幅抜きなど、極小径の加工に最適な折れ対策仕様です。
折損リスクが高い細径パンチだからこそ、・ガイドクリアランスを極限まで狭く設計し、・パンチ刃先のブレを防止する構造に。
繊細な加工でも、安定した刃先制御が可能になります。
POINT 2
刃先には研磨しろをあえて設けず、刃長を最小限に設計。
これにより、刃先への負荷を減らし、強度を最大限に確保します。
精度だけでなく、寿命や再現性も向上します。
POINT 3
細径加工は、材質や板厚、形状によって条件が大きく変わるため、
コニックでは専用設計による最適仕様でご対応します。
折れにくさと切れ味を両立したバランス設計をお求めの方は、まずはお気軽にご相談ください。
ナロータイプ刃先(φ3以下) | ||
保障パンチ径 | 加工可能パンチ径 (※1) | |
AL | 1.0×板厚 | 0.65×板厚 |
SPCC | 1.0×板厚 | 0.4×板厚 |
SUS | 2.0×板厚 | 1.2×板厚 |
(※1)加工は可能ですが、耐久性についての保証はご容赦下さい。
標準タイプ | ナロータイプ | 超ナロータイプ | オープンエンド |
カタログ掲載金型 ![]() |
カタログ掲載金型 ![]() |
オーダー金型 ![]() |
オーダー金型 ![]() |
ナロータイプ(φ3 以下)でない場合の刃先形状 |
ナロータイプ条件(φ3 以下)の刃先形状
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刃先径φ1(1 幅)未満に適用
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刃先寸法が保証パンチ径を下回る場合に有効
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ガイドクリアランスを狭くし、 刃先を抱き込むことで、以下の効果を実現しました!
さらに詳しい情報はPDFをご参照ください。