

ヒール付金型
切欠き加工時に起きやすい“カジリ”や“横ズレ”のトラブルを防ぐために開発されたのが、ヒール付金型です。
パンチにかかる偏荷重を吸収する「ヒール構造」により、打ち抜き直前に上型のヒール部分がダイ内側に入り込み、パンチの横方向への逃げをしっかり防止。
とくに板厚のある材料では、偏荷重も大きくなりやすいため、ヒールの効果がより顕著に現れます。
完成したスケッチ材やブランク材などへの切欠き加工において、加工精度と安心感を両立できる金型です。
ぜひ一度、導入をご検討ください。
厚板+切欠き加工でもしっかり止まる!
POINT 1
切欠き加工では、パンチに横方向の逃げ(偏荷重)がかかりやすく、 それによる「横ズレ」や「カジリ」が発生することも・・・。
「ヒール付き金型」は、上型のヒール部分が打ち抜き直前にダイにしっかり入り込み、パンチを横から支える構造です。
パンチが斜めに入って失敗する…そんな現場の悩みを軽減できます。
辺を切欠く代表的な形状
コーナー切欠き用
POINT 2
特に厚板や硬質材の加工では、偏荷重の影響も強くなりがち。
ヒール構造があることで、パンチのブレを抑えて高精度な仕上がりが実現します。
スケッチ材やブランク材の仕上げ工程にも安心して使用できます。
POINT 3
最終段階の切欠き加工では、一度のズレが製品全体の不良に直結します。
ヒール付き金型を導入することで、加工精度・安定性・再現性が格段にアップ。
現場のストレスを減らし、安心して任せられる工程づくりに役立ちます。
通常の型によるカジリ
ヒール付金型
さらに詳しい情報はPDFをご参照ください。