

エッジカット金型
エッジカット金型は、打ち抜き加工後のバリ取りを別工程で行う必要がなく、成形で押さえ込みながらバリを面取りする金型です。
外周部・内周部の加工はもちろん、曲線やR形状にも対応可能。
同一金型でさまざまな形状のバリ取りができるため、工程短縮・品質安定に貢献します。
また、板厚無調整式の設計により、異なる板厚にもハイト調整不要でそのまま対応。
導入するだけで、バリ取りの効率化と作業コストの削減を実現します。
R形状・曲線部もバッチリ対応!
POINT 1
バリ取りを別工程で行う必要がなく、成形によってバリを面取りできます。
打ち抜き後の処理が不要になり、作業時間と手間を大幅に削減できます。
POINT 2
直線部だけでなく曲線部やR形状のコーナーにも対応できる金型設計です。
外周も内周も一つの金型で加工可能なため、工程の簡略化に役立ちます。
POINT 3
板厚に応じたハイト調整が不要な「板厚無調整式」設計を採用しています。
複数の板厚に一つの金型で対応でき、段取り替えの手間も省けます。
エッジカット金型では、面取り量の調整は上型全長の調整ではなく、 プログラムにて行います。
プログラム作成時には、下記の数値を参考にしてください。
X = A / 2 - 板厚係数(表1参照)
加工ピッチ = B-(3~4)mm
加工時、面取り量が少ない場合はXの値を小さく、
大きい場合はXの値を大きくしてください。
板厚(mm) | 板厚係数 |
0.6 | 0.45 |
0.8 | 0.35 |
1.0 | 0.25 |
1.2 | 0.3 |
1.6 | 0.35 |
2.0 | 0.45 |
2.3 | 0.5 |
(表1 板厚係数)
さらに詳しい情報はPDFをご参照ください。