バーリングの下穴等、板厚より細いパンチ刃先条件での加工にお勧めの金型です!
金型に一工夫を!
細径パンチ刃先の折れ対策
加工可能パンチ刃先径の目安
ナロータイプ刃先(φ3以下) | ||
保障パンチ径 | 加工可能パンチ径 (※1) | |
AL | 1.0×板厚 | 0.65×板厚 |
SPCC | 1.0×板厚 | 0.4×板厚 |
SUS | 2.0×板厚 | 1.2×板厚 |
(※1)加工は可能ですが、耐久性についての保証はご容赦下さい。
対策金型のご紹介(アマダロングタイプ金型の場合)
標準タイプ | ナロータイプ | 超ナロータイプ | オープンエンド |
カタログ掲載金型 |
カタログ掲載金型 |
オーダー金型 |
オーダー金型 |
ナロータイプ(φ3 以下)でない場合の刃先形状。 |
ナロータイプ条件(φ3 以下)の刃先形状。 ■有効刃先長は標準タイプと比べて約 30%短く製作。 ■ガイド逃し付。 |
刃先径φ1(1 幅)未満に適用。 ■有効刃先長=板厚+4mm。 (例外有り) ■ガイドはクローズドエンド。(逃し付) ■パンチ全長は標準より 1~2mm 短く設定。 ■ダイ切刃長さは 1mm。 ■ワークの板厚により専用設計。 |
刃先寸法が保証パンチ径を下回る場合に有効。 ■有効刃先長=板厚+4mm。 (例外有り) ■ワークの板厚により専用設計。 ■板厚が 0.6mm 以下の場合はお勧めできません。 (ワークが刃先とガイドの間に引き込まれる可能性) |
ガイドクリアランスを狭くし、
刃先を抱き込む事でパンチボディのブレの防止、
刃先研磨しろを無くし可能な限り刃長を短くする事で強度を高めた対策をはじめ、
特殊な仕様も製作できます。
刃先を抱き込む事でパンチボディのブレの防止、
刃先研磨しろを無くし可能な限り刃長を短くする事で強度を高めた対策をはじめ、
特殊な仕様も製作できます。
ご注意
「折れ対策パンチ」は専用設計の金型です。
加工条件(板厚、材質等)を金型センターまでお気軽にご相談ください。
ダウンロード
抜き金型
各種長寿命パンチの“選び方”
スーパードライパンチ(SDP)
驚異の耐久性を誇り、「SUS加工では金型がもたない」という常識を打破しました。
オートインデックス等の使用頻度が高い金型に使うことで、ランニングコスト低減に貢献します。
また、SDPはアルミ加工にも対応できます。
ヘビーデューティーパンチ(HDP)
ステンレスなどの高張力鋼板の連続打ちで発生する熱でもコーティングが剥がれ難いので、過酷な加工条件におすすめです。
コニックロングライフパンチ(CLP)
SPCCを中心に高耐食溶融めっき鋼板等、幅広い被加工材に抜群の耐久性を発揮します。
標準丸、角形状はもとより、異形抜き形状にも対応しています。
コニックハードパンチ(CHP)
コストパフォーマンスに優れ、あらゆる加工材に対応したパンチです。
特に、アルミや塗装鋼板で発生しやすい溶着現象を低減し、安定した加工ができます。
厚板打抜加工用金型
厚板を打抜く際はパンチ刃先折れ等のトラブルを防ぐ為、刃先強度を上げた専用設計の金型が有効です。
刃先折れ対策「細径パンチ」
バーリングの下穴等、板厚より細いパンチ刃先条件での加工におすすめの金型です。